理解度チェック

障害推理クイズ

Therac-25・Ariane 5・Knight Capital・Cloudflare・CrowdStrikeなど、実在の障害・事故12件を題材に、当時その場で見えていた症状だけから根本原因を推理します。 実際の障害調査は、まさにこの「見えている症状から原因を絞り込む」作業の連続です。

Q1 / 12正解 0
Therac-25(1985〜1987年)その場で見えていた症状は?根本原因は

放射線治療機で患者が治療の瞬間に強い電撃のような痛みを訴えた。オペレーターのコンソールには過小照射を示す表示か、意味不明な「Malfunction 54」という表示が同時に出ていた。エラー停止は日常的だったため、オペレーターはそのまま再開することが多かった。

症状から原因を絞り込む視点

  • 「正常に見える」は「正常である」の証明にならない:監視システム自体がハングしていれば、警報は鳴らない。北米大停電はまさにこの罠だった。
  • 同じ症状でも原因はまるで違う:CPU 100%はReDoSかもしれないし、うるう秒のカーネルバグかもしれない。症状の一致だけで原因を断定しない。
  • 「デプロイ直後に問題が無い」は「安全」の証明にならない:Fastlyのように、バグが27日眠ってから他人の設定変更で発火することもある。