ハードウェアの製品プロフィール

Fortinet

ネットワーク機器 / 拠点・データセンター

Fortinet(フォーティネット)は、米国に本社を置くセキュリティ機器メーカーです。次世代ファイアウォール(NGFW)/ UTM の FortiGate を中心に、ネットワークとセキュリティを統合する製品を幅広く手がけています。

3つの要点
TL;DR
  1. 機能の統合(UTM): 1 台で FW・VPN・IPS・AV・Web フィルタなどをまかなえる。
  2. コストパフォーマンス: 性能と価格のバランスが良く、中小から大規模まで採用される。
  3. LAN・WAN・セキュリティに向く

製品の概要

製品の立ち位置

Fortinet のロゴ
製品・技術の概要FortinetFortinet(フォーティネット)は、米国に本社を置くセキュリティ機器メーカーです。次世代ファイアウォール(NGFW)/ UTM の FortiGate を中心に、ネットワークとセキュリティを統合する製品を幅広く手がけています。
FW性能
2.4TbpsFortiGate 4800F
IPsec VPN
800GbpsFortiGate 4800F
新規接続
2,500万/Hyperscale license
同時セッション
17.6億Hyperscale license
この製品の強み
機能の統合UTM): 1 台で FWVPNIPSAVWeb フィルタなどをまかなえるコストパフォーマンス: 性能と価格のバランスが良く、中小から大規模まで採用される。
向いている場面
LANWANセキュリティ
提供形態
ネットワーク機器
主な対象
拠点データセンター
比較の中心
帯域冗長化運用性
カテゴリ
ネットワーク機器
公開資料の確認値Fortinet

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. 機能の統合(UTM): 1 台で FW・VPN・IPS・AV・Web フィルタなどをまかなえる。
  2. コストパフォーマンス: 性能と価格のバランスが良く、中小から大規模まで採用される。
  3. 一元管理(Security Fabric): FortiGate を軸に、スイッチ・無線・ログ分析まで統合管理。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 設計と保守スキルが必要
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんなメーカー・製品か

Fortinet(フォーティネット)は、米国に本社を置くセキュリティ機器メーカーです。次世代ファイアウォール(NGFW)/ UTM の FortiGate を中心に、ネットワークとセキュリティを統合する製品を幅広く手がけています。

FortiGate は、ファイアウォール・VPN・侵入防御・アンチウイルス・Web フィルタリングといった複数の防御機能を 1 台にまとめた構成が特徴です。あわせてスイッチ(FortiSwitch)や無線 AP(FortiAP)、ログ分析(FortiAnalyzer)などを揃え、まとめて運用できます。

横にスクロール

NAT・ルートモードかつプロファイル方式のFortiGateが、新規通信のVDOM・宛先変換・経路・ポリシー・検査方針を判定してセッションを作り、条件に応じてSPUへ後続処理を移す経路と、SD-WANの品質選択、FGCPの構成同期とセッション引継ぎ
FortiGateは、初回パケットで決める経路・許可・検査・NATをセッション状態として保持します。SD-WANの回線品質、FGCPの装置切替、明示設定するセッション引継ぎを分け、通信障害時は同じ五要素でパケット・規則・セッション・SPU処理を追跡します。

仕組み・特徴

FortiGate は独自 OS の FortiOS で動きます。多くの物理モデルでは、モデル固有の NP・CP・SoC が対応する転送・暗号・検査処理を補助しますが、オフロードできる範囲は機種と有効機能で異なり、非対応機能や FortiGate-VM は CPU 経路で処理します。多数の機能を 1 台に集約する UTM 思想で、機器を分けずに導入できます。

  • 機能の統合(UTM): 1 台で FW・VPN・IPS・AV・Web フィルタなどをまかなえる。
  • コストパフォーマンス: 性能と価格のバランスが良く、中小から大規模まで採用される。
  • 一元管理(Security Fabric): FortiGate を軸に、スイッチ・無線・ログ分析まで統合管理。
  • 拠点間接続: 拠点をまたぐ VPN や、経路を柔軟に制御する SD-WAN にも対応。

選定時の比較軸

観点確認する条件性能・障害時への影響
実行基盤物理機のNP・CP・SoC/FortiGate-VMオフロードできる処理範囲
検査フロー/プロキシ・IPS・AV・TLS 復号実効帯域・遅延・HA引継ぎ
HAsession-pickup と対象外通信切替後の継続・再確立
SD-WAN監視先・SNAT・既存経路設定新規/既存通信の選択回線

立ち位置・注意点

「コスパのよい統合セキュリティ」を軸に選ばれることが多いメーカーです。複数の防御機能を 1 台でまとめたい組織や、拠点間を安全につなぎたい場面で候補になります。

機能を有効にするほど負荷がかかる

UTM は多機能ですが、侵入防御やアンチウイルスなどを一度に有効化すると処理負荷が高まり、想定より性能が出ないことがあります。利用する機能と通信量を見込んで、余裕のある性能の機種を選ぶと安定しやすくなります。

総じて Fortinet は、FortiOS と専用チップによる高速な統合セキュリティ(UTM)を軸に、コスパと一元管理・SD-WAN を強みとするベンダーです。

ハードウェアの選定ポイント

Fortinetを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

LAN・WAN・セキュリティ

比較で見る軸

FW性能: 2.4Tbps / IPsec VPN: 800Gbps / 新規接続: 2,500万/秒

導入後に効く点

コストパフォーマンス: 性能と価格のバランスが良く、中小から大規模まで採用される。

先に潰すリスク

設計と保守スキルが必要

数字・仕様の読み方
FW性能
2.4Tbps
FortiGate 4800F
IPsec VPN
800Gbps
FortiGate 4800F
新規接続
2,500万/秒
Hyperscale license
同時セッション
17.6億
Hyperscale license

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「LAN・WAN・セキュリティ / 拠点・データセンター」に近いか確認する。
  • 強みである「機能の統合(UTM): 1 台で FW・VPN・IPS・AV・Web フィルタなどをまかなえる。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「設計と保守スキルが必要」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

LAN・WAN・セキュリティ拠点・データセンターネットワーク機器帯域・冗長化・運用性
参考: Fortinet
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