ハードウェアの製品プロフィール

Nutanix

基盤ソフトウェア / サーバ統合

Nutanix は、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)を代表する基盤製品です。HCI とは、サーバー・ストレージ・ネットワークを別々の機器として用意するのではなく、汎用サーバーにソフトウェアでまとめて統合し、一体として運用する構成を指します。Nutanix は専用ストレージ装置を別に設けず、複数のノード(サーバー)を並べてストレージとコンピュート資源を共有・拡張できる点が特徴です。

3つの要点
TL;DR
  1. スケールアウト: ノード追加で容量・性能を段階的に拡張。SAN の設計・運用が要らない。
  2. データローカリティ: VM が動くノードの近くにデータを置き、性能を保つ工夫。
  3. 仮想基盤とHCIに向く

製品の概要

製品の立ち位置

Nutanix のロゴ
製品・技術の概要NutanixNutanix は、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)を代表する基盤製品です。HCI とは、サーバー・ストレージ・ネットワークを別々の機器として用意するのではなく、汎用サーバーにソフトウェアでまとめて統合し、一体として運用する構成を指します。Nutanix は専用ストレージ装置を別に設けず、複数のノード(サーバー)を並べてストレージとコンピュート資源を共有・拡張できる点が特徴です。
顧客数
3万社+世界
提供形態
1基盤Apps / AI / Data
この製品の強み
スケールアウト: ノード追加で容量性能を段階的に拡張SAN の設計運用が要らないデータローカリティ: VM が動くノードの近くにデータを置き、性能を保つ工夫。
向いている場面
仮想基盤とHCIHCI(ハイパーコンバージド)
提供形態
基盤ソフトウェア
主な対象
サーバ統合
比較の中心
互換性管理性費用
カテゴリ
仮想化 / HCI 基盤
公開資料の確認値Nutanix IR

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. スケールアウト: ノード追加で容量・性能を段階的に拡張。SAN の設計・運用が要らない。
  2. データローカリティ: VM が動くノードの近くにデータを置き、性能を保つ工夫。
  3. 統合管理(Prism): ストレージ専門知識がなくても運用しやすい統合コンソール。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. ライセンスと移行性を確認
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんな製品か

Nutanix は、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)を代表する基盤製品です。HCI とは、サーバー・ストレージ・ネットワークを別々の機器として用意するのではなく、汎用サーバーにソフトウェアでまとめて統合し、一体として運用する構成を指します。Nutanix は専用ストレージ装置を別に設けず、複数のノード(サーバー)を並べてストレージとコンピュート資源を共有・拡張できる点が特徴です。

横にスクロール

Nutanix AHV上の仮想マシンI/Oを同一ノードのCVMが受け、AOS保存層へ記録し、RFに従って別ノードへ同期複製してから応答する流れと、データ局所性、CVM停止時の迂回、ホスト停止時の仮想マシン再起動、Prism管理
Nutanixでは、仮想マシンのI/Oを同一ノードのCVMが受け、RFに応じた別ノード複製を成立させてから応答します。CVM停止は別CVMへの経路切替、ホスト停止はAHVによる仮想マシン再起動であり、同じ障害動作ではありません。Prismの警報だけでなく、データ局所性、回復用空き容量、クラスタ網を確認します。

仕組み・特徴

Nutanix の核心は、各ノードのローカルディスクをソフトウェアで束ね、1 つの分散ストレージとして見せることです。専用ストレージ装置(SAN)を排し、ノードを足すだけで容量と性能が同時に伸びる(スケールアウト)構造にしています。

  • スケールアウト: ノード追加で容量・性能を段階的に拡張。SAN の設計・運用が要らない。
  • データローカリティ: VM が動くノードの近くにデータを置き、性能を保つ工夫。
  • 統合管理(Prism): ストレージ専門知識がなくても運用しやすい統合コンソール。
  • 自社ハイパーバイザ AHV: KVM ベースの AHV を標準で使え、別途仮想化ライセンスなしで基盤を組める。他ハイパーバイザとの組み合わせにも対応。
  • ハード・ソフトを含めた一体サポート。

HCI と従来型の違い

観点Nutanix(HCI)従来型(サーバー+SAN)
構成汎用サーバーに統合サーバーと専用ストレージを分離
拡張ノード追加でスケールアウト個別に増設・設計
運用統合管理・簡素各層の専門知識が要る
仮想化AHV を標準同梱別途ハイパーバイザ

立ち位置・注意点

ストレージ装置の設計・運用を簡素化し、インフラ全体をできるだけシンプルに保ちたい組織に向きます。仮想化基盤の更改、拠点ごとの小規模な基盤、段階的に増やしていきたいシステムなどで採用されています。

設計思想の違いを理解する

専用ストレージを細かくチューニングする構成とは考え方が異なります。ノード単位での拡張(容量と性能が連動)が要件に合うか、AHV への移行可否やライセンス、既存資産との兼ね合いを踏まえて見極めるとよいでしょう。

総じて Nutanix は、汎用サーバーに計算とストレージを統合しノード追加で拡張できる HCI の代表格で、運用の簡素化と AHV による仮想化一体化が強みです。

ハードウェアの選定ポイント

Nutanixを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

仮想基盤とHCI

比較で見る軸

顧客数: 3万社+ / 提供形態: 1基盤

導入後に効く点

データローカリティ: VM が動くノードの近くにデータを置き、性能を保つ工夫。

先に潰すリスク

ライセンスと移行性を確認

数字・仕様の読み方
顧客数
3万社+
世界
提供形態
1基盤
Apps / AI / Data

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「仮想基盤とHCI / サーバ統合」に近いか確認する。
  • 強みである「スケールアウト: ノード追加で容量・性能を段階的に拡張。SAN の設計・運用が要らない。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「ライセンスと移行性を確認」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

仮想基盤とHCIサーバ統合HCI(ハイパーコンバージド)仮想化 / HCI 基盤互換性・管理性・費用基盤ソフトウェア
参考: Nutanix IR
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