ハードウェアの製品プロフィール

Red Hat(OpenShift / KVM)

基盤ソフトウェア / サーバ統合

Red Hat は、OSS(オープンソースソフトウェア)をベースにした仮想化・コンテナ基盤を提供しています。仮想化では Linux カーネルに組み込まれた仮想化機能 KVM を土台にした製品群があり、コンテナ分野では Kubernetes をベースにした OpenShift を中心に展開しています。OSS を基盤としつつ、商用サポートや管理ツールを組み合わせて企業利用に適した形で提供する点が特徴です。

3つの要点
TL;DR
  1. KVM ベースの仮想化: Linux 標準の仮想化技術で VM を運用。
  2. OpenShift: Kubernetes を中核に、開発から運用(CI/CD・監視・管理画面)までを束ねたコンテナ基盤。
  3. 仮想基盤とHCIに向く

製品の概要

製品の立ち位置

Red Hat(OpenShift / KVM) のロゴ
製品・技術の概要Red Hat(OpenShift / KVM)Red Hat は、OSS(オープンソースソフトウェア)をベースにした仮想化・コンテナ基盤を提供しています。仮想化では Linux カーネルに組み込まれた仮想化機能 KVM を土台にした製品群があり、コンテナ分野では Kubernetes をベースにした OpenShift を中心に展開しています。OSS を基盤としつつ、商用サポートや管理ツールを組み合わせて企業利用に適した形で提供する点が特徴です。
検証ノード
2,000OpenShift 4.20
検証Pod
15万クラスター全体
この製品の強み
KVM ベースの仮想化: Linux 標準の仮想化技術で VM を運用OpenShift: Kubernetes を中核に、開発から運用(CI/CD・監視・管理画面)までを束ねたコンテナ基盤。
向いている場面
仮想基盤とHCI
提供形態
基盤ソフトウェア
主な対象
サーバ統合
比較の中心
互換性管理性費用
カテゴリ
仮想化 / HCI 基盤
公開資料の確認値Red Hat

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. KVM ベースの仮想化: Linux 標準の仮想化技術で VM を運用。
  2. OpenShift: Kubernetes を中核に、開発から運用(CI/CD・監視・管理画面)までを束ねたコンテナ基盤。
  3. VM とコンテナの統合: 既存の VM 資産を活かしつつ、同じ基盤でコンテナ活用へ進める方向性。商用仮想化からの移行先としても注目される。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. ライセンスと移行性を確認
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんな製品か

Red Hat は、OSS(オープンソースソフトウェア)をベースにした仮想化・コンテナ基盤を提供しています。仮想化では Linux カーネルに組み込まれた仮想化機能 KVM を土台にした製品群があり、コンテナ分野では Kubernetes をベースにした OpenShift を中心に展開しています。OSS を基盤としつつ、商用サポートや管理ツールを組み合わせて企業利用に適した形で提供する点が特徴です。

横にスクロール

OpenShift Virtualizationで仮想マシンのカスタムリソースをvirt-apiが受け、virt-controllerがvirt-launcher Podを作成し、ノード上のvirt-handlerからQEMUとKVMで仮想マシンを実行する経路、CNIとCSIの責任境界、ライブマイグレーション、ノード障害時の修復・再作成、OADPによるバックアップ
OpenShift Virtualizationでは、VMもKubernetesの管理対象です。APIとコントローラが望ましい状態を管理し、各ノードのvirt-handlerとvirt-launcherがKVM/QEMUでVMを実行します。計画保守のライブマイグレーション、障害時のノード修復とVM再作成、OADPによる別保管を混同しないことが重要です。

仕組み・特徴

土台は RHEL(Red Hat Enterprise Linux)と KVM です。KVM は Linux カーネル自体をハイパーバイザにする仕組みで、VM を効率よく動かします。近年は、Kubernetes 上で VM とコンテナを同じ基盤で扱う OpenShift Virtualization(KubeVirt ベース) を打ち出し、仮想化とコンテナの統合運用を進めています。

  • KVM ベースの仮想化: Linux 標準の仮想化技術で VM を運用。
  • OpenShift: Kubernetes を中核に、開発から運用(CI/CD・監視・管理画面)までを束ねたコンテナ基盤。
  • VM とコンテナの統合: 既存の VM 資産を活かしつつ、同じ基盤でコンテナ活用へ進める方向性。商用仮想化からの移行先としても注目される。
  • OSS+商用サポート: セキュリティ更新・ドキュメント・サポートが整う。

他基盤との違い

観点Red Hat(KVM/OpenShift)vSphere 等素の Kubernetes
土台OSS(RHEL/KVM/K8s)商用ハイパーバイザOSS(コンテナ)
範囲VM+コンテナを統合VM 中心コンテナ中心
サポート商用サポートありベンダーサポート自前/ディストリ
志向OSS の柔軟さ+企業対応実績・エコシステムクラウドネイティブ

立ち位置・注意点

Linux を中心に運用しており、OSS の柔軟性とベンダーサポートの両方を求める組織に向きます。コンテナ(Kubernetes)活用を本格的に進めたい場合の有力な選択肢で、開発基盤の標準化やクラウドとの併用を見据えた構成で採用されます。

VM からコンテナへの移行も視野に

仮想マシン中心の運用からコンテナへ移行・併用していく場面と相性がよい基盤です。OpenShift Virtualization を使えば、VM とコンテナを同一の Kubernetes 基盤で運用でき、商用仮想化からの移行先として比較検討されています。

総じて Red Hat の仮想化・コンテナ基盤は、KVM と OpenShift を軸に OSS の柔軟性と商用サポートを両立し、VM とコンテナの統合運用へ進める基盤です。

ハードウェアの選定ポイント

Red Hat(OpenShift / KVM)を実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

仮想基盤とHCI

比較で見る軸

検証ノード: 2,000 / 検証Pod: 15万

導入後に効く点

OpenShift: Kubernetes を中核に、開発から運用(CI/CD・監視・管理画面)までを束ねたコンテナ基盤。

先に潰すリスク

ライセンスと移行性を確認

数字・仕様の読み方
検証ノード
2,000
OpenShift 4.20
検証Pod
15万
クラスター全体

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「仮想基盤とHCI / サーバ統合」に近いか確認する。
  • 強みである「KVM ベースの仮想化: Linux 標準の仮想化技術で VM を運用。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「ライセンスと移行性を確認」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

仮想基盤とHCIサーバ統合仮想化 / HCI 基盤互換性・管理性・費用基盤ソフトウェア
参考: Red Hat
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