Power Systems
電源・配電・バックアップ
電源まわりは W、VA、kVA、PUE、N+1 など単位と設計語が多い領域です。役割とボトルネックから整理します。
Catalog Scope
7
Systems
3
Groups
Collection 01
変換・分配(3)
PSU(電源ユニット)
AC/DC 電源変換
AC 電源を PC やサーバ内部で使う DC 電源へ変換する部品。容量だけでなく、変換効率、保護回路、冗長 PSU、ケーブル規格、負荷率の余裕が安定性を左右する。
PDU(電源タップ / 配電ユニット)
ラック配電
ラック内でサーバ、ストレージ、ネットワーク機器へ電源を分配する装置。メーター付き・リモート制御・A/B 系統管理により、過負荷防止や電源設計の可視化に使う。
PoE(Power over Ethernet)
LAN ケーブル給電
LAN ケーブルを通じて AP、IP 電話、監視カメラなどへ電力を送る技術。コンセント工事を減らせる一方、PoE スイッチの給電予算とケーブル品質を設計する必要がある。
| 項目 | PSU(電源ユニット) | PDU(電源タップ / 配電ユニット) | PoE(Power over Ethernet) |
|---|---|---|---|
| 役割 | コンセントやラック給電を機器内部の直流電源へ変換する | ラック内の複数機器へ電源を分配・監視する | Ethernet ケーブルで通信と電力を同時に供給する |
| 見る指標 | W / 変換効率 / 80 PLUS / 冗長性 / 保護回路 | 入力/出力電圧 / A / コンセント数 / 計測 / 遠隔制御 | W / IEEE 規格 / ポート数 / 給電予算 |
| ボトルネック | 容量不足・効率・発熱・品質 | 回路容量・単相/三相・負荷バランス | スイッチ給電容量・ケーブル品質・発熱 |
| 代表用途 | PC・ワークステーション | サーバラック配電 | 無線 LAN AP |
Collection 02
バックアップ電源(3)
UPS(無停電電源装置)
停電・瞬断対策
停電、瞬断、電圧低下から機器を守る電源装置。サーバ停止までの時間を稼ぐ用途が中心で、容量、給電方式、ランタイム、バッテリー交換計画、管理ソフト連携が重要になる。
蓄電池 / バッテリー
電力貯蔵
UPS、蓄電システム、モバイル機器で電力を蓄える部品。鉛蓄電池、リチウムイオン、リン酸鉄リチウムなどがあり、寿命、放電特性、安全性、温度管理が選定軸になる。
非常用発電機
長時間バックアップ
停電が長引いた場合に施設へ電力を供給する発電設備。UPS が瞬断や切替時間を吸収し、発電機が長時間運転を担う組み合わせがデータセンターや重要拠点で使われる。
| 項目 | UPS(無停電電源装置) | 蓄電池 / バッテリー | 非常用発電機 |
|---|---|---|---|
| 役割 | 停電や瞬断時にバッテリーで機器へ電力を供給する | 停電時やピーク時に使う電力を一時的に蓄える | 長時間停電時に燃料で発電し、施設へ電力を供給する |
| 見る指標 | VA / W / バックアップ時間 / 給電方式 / バッテリー寿命 | Wh / Ah / サイクル寿命 / 放電率 / 温度範囲 | kVA / kW / 燃料容量 / 起動時間 / 運転時間 |
| ボトルネック | 容量設計・バッテリー劣化・保守 | 劣化・熱・安全性・交換計画 | 燃料・騒音・排気・定期試験 |
| 代表用途 | サーバ・NAS の停電対策 | UPS の交換バッテリー | データセンター |
Collection 03
設備・設計指標(1)
| 項目 | データセンター電源設計 |
|---|---|
| 役割 | 受電からラックまでの電力容量・冗長性・効率を設計する |
| 見る指標 | kW / PUE / N+1 / 2N / ラック密度 |
| ボトルネック | 受電容量・冷却・ラック密度・運用手順 |
| 代表用途 | データセンター新設・増設 |