SaaSの製品プロフィール

Backlog(ヌーラボ)

クラウドサービス / プロジェクトチーム

Backlog は、福岡発のヌーラボが提供するクラウド型のプロジェクト管理ツールです。課題(タスク・バグ・要望)の登録と進捗管理を軸にしながら、Git や Subversion のリポジトリ機能まで内包し、開発の現場とビジネス側のメンバーが同じツールで協働できる点を強みとしています。

3つの要点
TL;DR
  1. 課題管理: 課題に担当者・期限・優先度・カテゴリ・マイルストーンなどを設定し、状態(未対応・処理中・処理済み・完了など)で進捗を追う。親子課題による分割もできる。
  2. 可視化: ガントチャートで日程とマイルストーンを俯瞰し、ボード(カンバン)でステータスごとにカードを並べて進行を把握できる。
  3. タスク・課題・進捗管理に向く

製品の概要

製品の立ち位置

製品・技術の概要Backlog(ヌーラボ)Backlog は、福岡発のヌーラボが提供するクラウド型のプロジェクト管理ツールです。課題(タスク・バグ・要望)の登録と進捗管理を軸にしながら、Git や Subversion のリポジトリ機能まで内包し、開発の現場とビジネス側のメンバーが同じツールで協働できる点を強みとしています。
無料ユーザー
10人Freeプラン
プロジェクト
100件Standardプラン
ストレージ
30GBStandardプラン
この製品の強み
課題管理: 課題に担当者期限優先度カテゴリマイルストーンなどを設定し状態未対応処理中処理済み完了など)で進捗を追う親子課題による分割もできる可視化: ガントチャートで日程とマイルストーンを俯瞰し、ボード(カンバン)でステータスごとにカードを並べて進行を把握できる。
向いている場面
タスク課題進捗管理国内開発で人気
提供形態
クラウドサービス
主な対象
プロジェクトチーム
比較の中心
可視性と運用の軽さ
カテゴリ
プロジェクト / タスク管理
公開資料の確認値Backlog

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. 課題管理: 課題に担当者・期限・優先度・カテゴリ・マイルストーンなどを設定し、状態(未対応・処理中・処理済み・完了など)で進捗を追う。親子課題による分割もできる。
  2. 可視化: ガントチャートで日程とマイルストーンを俯瞰し、ボード(カンバン)でステータスごとにカードを並べて進行を把握できる。
  3. 開発向け機能: Git/Subversion のリポジトリをホスティングでき、コミットやプルリクエストを課題に紐づけて変更履歴と作業をひもづけられる。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 細かすぎる管理は定着を妨げる
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんなサービスか

Backlog は、福岡発のヌーラボが提供するクラウド型のプロジェクト管理ツールです。課題(タスク・バグ・要望)の登録と進捗管理を軸にしながら、Git や Subversion のリポジトリ機能まで内包し、開発の現場とビジネス側のメンバーが同じツールで協働できる点を強みとしています。

もともとは受託開発を手がけるヌーラボが、自社のプロジェクト運営の課題を解決するために作ったツールが原型です。そのため「開発に必要な機能を備えつつ、専門知識のないメンバーにも親しみやすい」という設計思想が一貫しています。国産サービスとして日本語環境・国内サポート・日本のタイムゾーンに最適化されている点も、国内企業での採用理由になりやすいところです。Cacoo(作図)や Typetalk(チャット)など、同社の他サービスと組み合わせた運用も想定されています。

横にスクロール

Backlogで依頼や障害を課題キー付きの課題へ登録し、担当・期限・親子課題・コメント・GitやSubversionの変更を結び付けて完了まで進める経路と、スペース・プロジェクト・利用者権限、API連携の運用判断を示す図
Backlogでは、課題キーを軸に担当・期限・状態・コメントとコード変更を結び付けます。スペース権限とプロジェクト管理権限を分け、課題の粒度、リポジトリの置き場所、WebhookとAPIの制限まで運用します。

主な特徴

  • 課題管理: 課題に担当者・期限・優先度・カテゴリ・マイルストーンなどを設定し、状態(未対応・処理中・処理済み・完了など)で進捗を追う。親子課題による分割もできる。
  • 可視化: ガントチャートで日程とマイルストーンを俯瞰し、ボード(カンバン)でステータスごとにカードを並べて進行を把握できる。
  • 開発向け機能: Git/Subversion のリポジトリをホスティングでき、コミットやプルリクエストを課題に紐づけて変更履歴と作業をひもづけられる。
  • わかりやすさ: 専門的すぎない画面と、絵文字・スター・「いいね」といった軽いコミュニケーション要素で、非エンジニアも巻き込みやすい。
  • Wiki とファイル共有: プロジェクトごとに Wiki と共有ファイル領域を持ち、仕様や手順を課題の外側に蓄積できる。
  • 通知と連携: メール・Webhook・各種チャットツールへの通知に対応し、進捗の変化をチームに届けられる。

仕組み・設計思想

Backlog の中心は「プロジェクト」という箱で、その中に課題・Wiki・ファイル・リポジトリがまとまります。課題はキー(例: PROJ-123)で一意に管理され、種別・状態・担当者といった属性を持つ単位として扱われる、いわゆるイシュートラッカーの構造です。

設計思想として目立つのは「機能を増やしすぎない」方向です。状態遷移やカスタムフィールドはある程度カスタマイズできるものの、ワークフローを業務プロセスに合わせて自在に作り込むことを主眼にはしておらず、標準の流れに沿って素早く使い始められることを優先しています。リポジトリ機能を内蔵しているため、コードと課題を一つのサービス内で結びつけられるのも構造上の特徴です。

プラン体系の考え方

Backlog はスペース(契約単位)ごとのプランで提供されます。料金は定額制ですが、プランごとに利用者数・プロジェクト数・ストレージ容量などの上限が異なるため、想定人数を含めて見積もります。

主なユースケース・向き不向き

開発と非エンジニアが混在するチーム、たとえば Web 制作会社・受託開発・社内の情報システム部門などで力を発揮します。デザイナーやディレクター、クライアント窓口の担当者を巻き込みながら、コード管理まで一つのツールで完結させたいケースに向きます。

一方、大規模で複雑な開発プロセスを細かく作り込みたい、あるいはアジャイル(スクラム)のスプリント運用やレポーティングを高度に行いたい場合は、専用に作り込めるツールのほうが合うこともあります。GitHub や GitLab のような開発プラットフォームを別途使う組織では、Backlog のリポジトリ機能は使わず課題管理だけを使う、といった割り切りも現実的です。

他との違い・Jira との比較

同じく開発向けの Jira が高い自由度とワークフローの作り込みを強みとするのに対し、Backlog は「開発機能を持ちつつ、誰にとっても使いやすい」バランスを重視します。汎用のタスク管理である Asana や monday.com よりは開発寄り、Jira よりは平易、という立ち位置です。

観点BacklogJira
提供元ヌーラボ(日本)Atlassian(豪州)
主な強み開発機能と使いやすさの両立ワークフローの自由度・拡張性
リポジトリGit/SVN を内蔵Bitbucket 等と連携
カスタマイズ標準寄りで素早く開始細かく作り込める反面、設定の手間
非エンジニア巻き込みやすい機能が多く感じられがち
向く規模中小〜中規模、混在チーム中〜大規模の開発組織

汎用ツールとの比較では、職種横断のタスク管理が主目的なら Asana や monday.com、ドキュメントと一体で扱いたいなら Notion なども候補になりますが、コードと課題のひもづけが要件なら Backlog の優位がはっきりします。

料金・エコシステム

Backlog はクラウド版(SaaS)が中心で、自社サーバーで運用したい組織向けにオンプレミス版も用意されています。クラウド版は前述のとおりスペース単位のプランで、無料で試せる枠から段階的に上位プランへ移れます。料金や容量の具体値は改定されることがあるため、最新の公式情報で確認するのが確実です。

エコシステムとしては、Slack・Microsoft Teams・Chatwork などへの通知連携、Webhook や API による外部システムとの接続、同社の Cacoo・Typetalk との組み合わせが代表的です。API が公開されているため、自社のワークフローに合わせた自動化や、CI/デプロイ結果の課題への反映なども組み立てられます。

導入・運用上の注意点

運用ルールを先に決める

課題のステータス・カテゴリ・命名やマイルストーンの切り方をプロジェクト開始時に決めておくと、後から課題が散らからず、ガントチャートや検索が機能します。誰でも使いやすいぶん、ルールがないと粒度がばらつきやすい点に注意します。

導入時は、既存ツールからの課題データ移行(CSV や API 経由)と、リポジトリを Backlog 内蔵のものに寄せるか外部に置くかの方針を最初に決めておくとスムーズです。スペース単位の課金のため、利用が広がってプロジェクト数やストレージが増えるとプランの見直しが必要になる場合がある点も、運用設計で見込んでおくとよいでしょう。総じて、開発とビジネスが混在する国内チームが、過度な作り込みなしに課題管理とコード管理を一つにまとめたい場面で扱いやすいサービスです。

SaaSの選定ポイント

Backlog(ヌーラボ)を実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

タスク・課題・進捗管理

比較で見る軸

無料ユーザー: 10人 / プロジェクト: 100件 / ストレージ: 30GB

導入後に効く点

可視化: ガントチャートで日程とマイルストーンを俯瞰し、ボード(カンバン)でステータスごとにカードを並べて進行を把握できる。

先に潰すリスク

細かすぎる管理は定着を妨げる

数字・仕様の読み方
無料ユーザー
10人
Freeプラン
プロジェクト
100件
Standardプラン
ストレージ
30GB
Standardプラン

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「タスク・課題・進捗管理 / プロジェクトチーム」に近いか確認する。
  • 強みである「課題管理: 課題に担当者・期限・優先度・カテゴリ・マイルストーンなどを設定し、状態(未対応・処理中・処理済み・完了など)で進捗を追う。親子課題による分割もできる。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「細かすぎる管理は定着を妨げる」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

タスク・課題・進捗管理プロジェクトチーム国内開発で人気プロジェクト / タスク管理可視性と運用の軽さクラウドサービス
参考: Backlog
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