SaaSの製品プロフィール

Chatwork

クラウドサービス / チーム

Chatwork は、株式会社 kubell(旧 Chatwork 株式会社)が提供する国産のビジネスチャットです。チャット・タスク管理・ファイル共有・ビデオ通話を一つにまとめ、IT に不慣れな組織でも無理なく業務連絡を移行できるシンプルさを最大の特徴としています。

3つの要点
TL;DR
  1. グループチャット: テーマや案件ごとにチャットルームを分けて会話を整理
  2. タスク管理: メッセージから担当者・期限つきのタスクを作成し、完了を相互に確認
  3. 日常連絡とオンライン会議に向く

製品の概要

製品の立ち位置

製品・技術の概要ChatworkChatwork は、株式会社 kubell(旧 Chatwork 株式会社)が提供する国産のビジネスチャットです。チャット・タスク管理・ファイル共有・ビデオ通話を一つにまとめ、IT に不慣れな組織でも無理なく業務連絡を移行できるシンプルさを最大の特徴としています。
登録ID
809.4万2026年Q1
導入企業
99万社2026年Q1
この製品の強み
グループチャット: テーマや案件ごとにチャットルームを分けて会話を整理タスク管理: メッセージから担当者・期限つきのタスクを作成し、完了を相互に確認
向いている場面
日常連絡とオンライン会議国内中小で普及
提供形態
クラウドサービス
主な対象
チーム
比較の中心
会話会議連携
カテゴリ
ビジネスチャット / Web 会議
公開資料の確認値Chatwork

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. グループチャット: テーマや案件ごとにチャットルームを分けて会話を整理
  2. タスク管理: メッセージから担当者・期限つきのタスクを作成し、完了を相互に確認
  3. ファイル共有: 画像や資料をルームに添付して共有

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 通知過多とチャンネル設計に注意
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんなサービスか

Chatwork は、株式会社 kubell(旧 Chatwork 株式会社)が提供する国産のビジネスチャットです。チャット・タスク管理・ファイル共有・ビデオ通話を一つにまとめ、IT に不慣れな組織でも無理なく業務連絡を移行できるシンプルさを最大の特徴としています。

2011 年にサービスを開始し、メールや電話に依存していた中小企業の連絡手段を置き換える形で広がりました。社内のやり取りだけでなく、取引先など社外の相手とのコミュニケーション基盤としても定着しており、国内のビジネスチャットの草分け的な存在の一つです。アカウントは独自のコンタクト承認制で、メールアドレスを知らせ合うのと近い感覚で社外の相手とつながれる点が、対外コミュニケーションでの普及を後押ししました。

横にスクロール

Chatworkのグループチャットで参加者がメッセージとファイルを共有し、会話から担当者と期限付きのタスクを作成して完了まで追う経路と、組織管理者・ルーム管理者・メンバー・閲覧のみ利用者・APIの権限境界を示す図
Chatworkでは、メッセージ、添付ファイル、タスクがチャットルームの参加者と権限に結び付きます。組織管理者とルーム管理者を分け、社外コンタクト、投稿権限、Webhook署名、API制限を管理します。

主な特徴

メッセージのやり取りに「タスク」を紐づけられる点が最大の特徴で、依頼や todo を会話の流れから切り出して、担当者と期限つきで管理できます。「言った・言わない」や対応漏れを防ぎやすく、チャットを単なる連絡だけでなく業務の進行管理にも使えるよう設計されています。

  • グループチャット: テーマや案件ごとにチャットルームを分けて会話を整理
  • タスク管理: メッセージから担当者・期限つきのタスクを作成し、完了を相互に確認
  • ファイル共有: 画像や資料をルームに添付して共有
  • ビデオ・音声通話(Chatwork Live): 画面共有を伴うオンライン打ち合わせ
  • コンタクト承認制: 承認した社外メンバーと連絡・招待できる仕組み
  • 絵文字リアクション・引用返信: 軽い反応や文脈を保った返信

国産サービスらしく日本語のサポートや管理画面が整っており、IT に専任の担当者が少ない組織でも導入・運用しやすい点が評価されています。

仕組み・運用の考え方

Chatwork はブラウザ版に加え、Windows / macOS のデスクトップアプリ、iOS / Android のモバイルアプリを提供するクラウドサービスです。利用者はサーバーを構築する必要がなく、アカウント登録だけで使い始められます。

外部システムとの連携には HTTP ベースの API が公開されており、メッセージの投稿やタスクの作成を自動化できます。社内システムや監視ツールからの通知をルームへ流し込んだり、Webhook で受信したメッセージをきっかけに処理を起動したりといった、簡易なボット的な使い方が代表的です。Slack のような大規模なアプリストア型のエコシステムとは性格が異なり、連携は「業務の自動化を補助する範囲」が中心になります。

API 利用は計画的に

API にはリクエスト数の上限(レート制限)が設けられています。大量のメッセージを連続送信するような処理では、制限に達しないよう間隔をあけるなどの配慮が必要です。

こんな企業・チームに向く

国内の中小企業や、IT に不慣れなメンバーを含むチームに向きます。機能をあえて絞ったシンプルな操作性で、メール中心の連絡から移行する際のハードルが低いのが利点です。取引先がすでに Chatwork を使っていれば、導入の手間なくそのままやり取りを始められます。

一方、開発ツールとの高度な連携や、多数の外部サービスからの通知を一元化したい組織では Slack や Microsoft Teams が選ばれることもあります。チャンネルやスレッドを駆使した大規模な情報整理よりも、「社内外の連絡と、そこから生まれる依頼をわかりやすくさばく」用途で手堅い選択肢になります。

Slack との比較

同じビジネスチャットでも、設計の重心が異なります。連携や情報整理を突き詰めたい場合は Slack、シンプルさと社外連絡のしやすさを重視する場合は Chatwork が向きます。

観点ChatworkSlack
提供元kubell(国産)Slack Technologies(Salesforce 傘下)
主な利用層国内の中小企業・非IT職を含むチームIT企業・開発チーム中心
特徴的な機能会話に紐づくタスク管理チャンネルと豊富な外部連携
社外連絡コンタクト承認でつながりやすい共有チャンネルで対応
日本語サポート手厚い提供はあるが海外発

開発ツールを多用し通知を集約したいなら Slack、社内外の連絡とタスク管理をわかりやすくまとめたいなら Chatwork、というのが大まかな住み分けです。

料金・エコシステム

Chatwork はクラウド型の SaaS で、無料プランと複数の有料プランが用意されています。無料プランでも基本的なチャットやタスク管理は使えますが、メッセージの閲覧範囲やストレージ容量、参加できる人数などに制限が設けられており、本格運用では有料プランが前提になります。プランごとに利用できる管理機能やセキュリティ機能の範囲が変わるため、組織の規模や要件に応じた選定が必要です。

オープンソースではなく、提供元が運用するマネージドサービスとして利用します。連携面では公開 API や Webhook のほか、各種ツールとの連携機能が提供されており、業務システムからの通知やタスク登録の自動化に活用できます。具体的な金額やプラン構成、各プランの機能差は改定されることがあるため、最新の公式情報で確認するのが確実です。

導入・運用上の注意点

導入のしやすさが魅力ですが、運用を安定させるにはいくつか押さえておきたい点があります。ルームを無計画に増やすと、どこで何を話しているかが分かりにくくなるため、案件や用途ごとの命名・整理の方針を最初に決めておくとよいでしょう。タスク機能も、完了の確認や期限の運用ルールをチームで共有しておくと形骸化を防げます。

退会・契約解除時のデータ

クラウドサービスである以上、契約を解除するとアクセスできなくなる情報があります。重要なやり取りやファイルは、必要に応じてエクスポートやバックアップの方針を決めておくと安心です。

社外の相手とつながりやすい反面、誰とつながっているか・どのルームに社外メンバーがいるかを把握しておかないと、情報の取り扱いで思わぬ齟齬が生じます。管理者機能でメンバーや権限を適切に管理し、機密情報の共有範囲には注意を払うことが、安全に使い続けるうえで重要です。

SaaSの選定ポイント

Chatworkを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

日常連絡とオンライン会議

比較で見る軸

登録ID: 809.4万 / 導入企業: 99万社

導入後に効く点

タスク管理: メッセージから担当者・期限つきのタスクを作成し、完了を相互に確認

先に潰すリスク

通知過多とチャンネル設計に注意

数字・仕様の読み方
登録ID
809.4万
2026年Q1
導入企業
99万社
2026年Q1

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「日常連絡とオンライン会議 / チーム」に近いか確認する。
  • 強みである「グループチャット: テーマや案件ごとにチャットルームを分けて会話を整理」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「通知過多とチャンネル設計に注意」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

日常連絡とオンライン会議チーム国内中小で普及ビジネスチャット / Web 会議会話・会議・連携クラウドサービス
参考: Chatwork
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