ハードウェアの製品プロフィール

富士通 PRIMERGY

物理インフラ / 基幹・仮想化基盤

富士通 PRIMERGY(プライマジー)は、富士通が展開する x86 サーバーのブランドです。Intel などの CPU を搭載した汎用サーバーで、業務システム・データベース・仮想化基盤など幅広い用途に使われます。

3つの要点
TL;DR
  1. 遠隔管理(iRMC): BMC を内蔵し、OS の状態に関わらず電源操作・監視・ファームウェア更新を遠隔で行える。管理ソフト(ServerView / Infrastructure Manager)で集中運用できる。
  2. RAS: 冗長電源・ホットスワップ部品・ECC などで信頼性を確保。
  3. 業務システムと仮想化ホストに向く

製品の概要

製品の立ち位置

富士通 PRIMERGY のロゴ
製品・技術の概要富士通 PRIMERGY富士通 PRIMERGY(プライマジー)は、富士通が展開する x86 サーバーのブランドです。Intel などの CPU を搭載した汎用サーバーで、業務システム・データベース・仮想化基盤など幅広い用途に使われます。
CPUコア
最大1282ソケット合計
最大メモリ
8TBDDR5 / 32 DIMM
内蔵ドライブ
最大24台2.5型 SAS / SATA / NVMe
PCIeスロット
最大8PCIe 5.0
この製品の強み
遠隔管理iRMC): BMC を内蔵しOS の状態に関わらず電源操作監視ファームウェア更新を遠隔で行える管理ソフトServerView / Infrastructure Manager)で集中運用できるRAS: 冗長電源・ホットスワップ部品・ECC などで信頼性を確保。
向いている場面
業務システムと仮想化ホスト国内大手
提供形態
物理インフラ
主な対象
基幹仮想化基盤
比較の中心
性能保守拡張性
カテゴリ
サーバ物理サーバ)
公開資料の確認値Fujitsu

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. 遠隔管理(iRMC): BMC を内蔵し、OS の状態に関わらず電源操作・監視・ファームウェア更新を遠隔で行える。管理ソフト(ServerView / Infrastructure Manager)で集中運用できる。
  2. RAS: 冗長電源・ホットスワップ部品・ECC などで信頼性を確保。
  3. 一括相談: 国内ベンダーとして、システム構築から運用・保守まで一括で相談しやすい。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 保守期間と更新計画が必要
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんなメーカー・製品か

富士通 PRIMERGY(プライマジー)は、富士通が展開する x86 サーバーのブランドです。Intel などの CPU を搭載した汎用サーバーで、業務システム・データベース・仮想化基盤など幅広い用途に使われます。

国内大手メーカーの製品として導入実績が厚く、官公庁や企業システムでの採用が多いブランドです。ラックマウント型・タワー型といった筐体がそろっています。

横にスクロール

PRIMERGYの業務処理がCPU、NUMAメモリ、PCIe、NICやRAIDを通る経路と、iRMCが管理LANから独立して電源、センサー、遠隔画面を扱う帯域外管理経路、ECC、RAID再構築、冗長電源やファンの障害時挙動を示す図
PRIMERGYでは、OSが使うCPU・メモリ・I/O経路と、待機電源で動くiRMCの管理経路を分けて切り分けます。ECC訂正、RAID縮退、電源・冷却の片系運転では、継続可否だけでなく性能低下と交換後の復帰まで確認します。

主な特徴・強み

最大の強みは国内での販売・サポート体制です。日本語による問い合わせ対応や全国規模の保守網を背景に、止められない業務システムでも導入しやすい点が評価されています。

  • 遠隔管理(iRMC): BMC を内蔵し、OS の状態に関わらず電源操作・監視・ファームウェア更新を遠隔で行える。管理ソフト(ServerView / Infrastructure Manager)で集中運用できる。
  • RAS: 冗長電源・ホットスワップ部品・ECC などで信頼性を確保。
  • 一括相談: 国内ベンダーとして、システム構築から運用・保守まで一括で相談しやすい。

主要ブランドの比較

観点富士通 PRIMERGY / NEC Express5800Dell / HPE / Lenovo
サポート国内・日本語・全国保守網グローバル(国内代理店/保守)
調達官公庁・国内 SIer で扱いやすい広く流通・入手性高い
決め手国内保守・長期保守の安心ラインアップ・実績・価格
遠隔管理iRMC 等iDRAC/iLO/XClarity

立ち位置・注意点

国内サポートを重視する組織にとって有力な選択肢です。日本語での手厚いサポートや、長期保守を前提とした業務システムで選ばれやすいブランドです。Dell や HPE などの外資系と比べ、国内の保守体制や調達のしやすさが決め手になる場面で採用されます。NEC Express5800 とは国内向けサーバーとして比較検討される関係です。

保守年数を最初に確認

サーバーは導入後 5 年前後使い続けることが多く、メーカー保守が切れると部品調達やサポートが難しくなります。購入時に標準保証と延長保守の年数、オンサイト対応の範囲を確認しておくと、更新計画を立てやすくなります。

総じて富士通 PRIMERGY は、iRMC による遠隔運用と国内の手厚いサポート・保守体制を強みとする、官公庁・企業向けの x86 サーバーです。

ハードウェアの選定ポイント

富士通 PRIMERGYを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

業務システムと仮想化ホスト

比較で見る軸

CPUコア: 最大128 / 最大メモリ: 8TB / 内蔵ドライブ: 最大24台

導入後に効く点

RAS: 冗長電源・ホットスワップ部品・ECC などで信頼性を確保。

先に潰すリスク

保守期間と更新計画が必要

数字・仕様の読み方
CPUコア
最大128
2ソケット合計
最大メモリ
8TB
DDR5 / 32 DIMM
内蔵ドライブ
最大24台
2.5型 SAS / SATA / NVMe
PCIeスロット
最大8
PCIe 5.0

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「業務システムと仮想化ホスト / 基幹・仮想化基盤」に近いか確認する。
  • 強みである「遠隔管理(iRMC): BMC を内蔵し、OS の状態に関わらず電源操作・監視・ファームウェア更新を遠隔で行える。管理ソフト(ServerView / Infrastructure Manager)で集中運用できる。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「保守期間と更新計画が必要」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

業務システムと仮想化ホスト基幹・仮想化基盤国内大手サーバ(物理サーバ)性能・保守・拡張性物理インフラ
参考: Fujitsu
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