ソフトウェアの製品プロフィール

Malwarebytes

セキュリティソフト / 端末利用者・管理者

Malwarebytes(マルウェアバイツ)は、マルウェアの検出・駆除に強みを持つセキュリティソフトです。米 Malwarebytes 社が開発しており、感染が疑われる端末のスキャンや、補完的な対策ソフトとして定番の存在です。

3つの要点
TL;DR
  1. アドウェアや不審なプログラム(PUP)、ブラウザーハイジャッカーなど、他ソフトが見逃しがちな脅威の検出・駆除に重点を置く。
  2. 既存のセキュリティソフトと併用しやすく、補完的なスキャン(セカンドオピニオン)に使いやすい設計。
  3. マルウェア対策と端末保護に向く

製品の概要

製品の立ち位置

Malwarebytes のロゴ
製品・技術の概要MalwarebytesMalwarebytes(マルウェアバイツ)は、マルウェアの検出・駆除に強みを持つセキュリティソフトです。米 Malwarebytes 社が開発しており、感染が疑われる端末のスキャンや、補完的な対策ソフトとして定番の存在です。
法人顧客
6万社+世界
事業年数
15年+2008年創業
この製品の強み
アドウェアや不審なプログラムPUP)ブラウザーハイジャッカーなど他ソフトが見逃しがちな脅威の検出駆除に重点を置く既存のセキュリティソフトと併用しやすく、補完的なスキャン(セカンドオピニオン)に使いやすい設計。
向いている場面
マルウェア対策と端末保護
提供形態
セキュリティソフト
主な対象
端末利用者管理者
比較の中心
検知運用負荷
カテゴリ
セキュリティアンチウイルス)
公開資料の確認値Malwarebytes

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. アドウェアや不審なプログラム(PUP)、ブラウザーハイジャッカーなど、他ソフトが見逃しがちな脅威の検出・駆除に重点を置く。
  2. 既存のセキュリティソフトと併用しやすく、補完的なスキャン(セカンドオピニオン)に使いやすい設計。
  3. 無料版は常時保護を持たないが、Windows では月 1 回の無料スキャンを有効化できる。有償版ではリアルタイム保護・Web 保護・ランサムウェア対策などを追加する。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 過信せず更新と運用を継続
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんなソフトか

Malwarebytes(マルウェアバイツ)は、マルウェアの検出・駆除に強みを持つセキュリティソフトです。米 Malwarebytes 社が開発しており、感染が疑われる端末のスキャンや、補完的な対策ソフトとして定番の存在です。

横にスクロール

Malwarebytesが手動・無料版の月1回・有償版のリアルタイム検査から検知を許可・隔離へ分け、誤検知時の復元と運用で期限を記録する例外まで管理する経路
検知は即削除ではなく、実行できない状態で隔離して影響と根拠を確認します。セカンドスキャンと常駐保護は役割が異なるため、既存製品との併用時は対象・除外・通知の責任を決めます。

一言でいえば「マルウェア除去とセカンドスキャンの定番」です。常駐型の総合セキュリティとは別に、「いま端末に悪いものが入っていないか」を確かめ、見つかったものを取り除く用途で広く使われています。元々は、既存の対策ソフトをすり抜けたアドウェアや不審なプログラム(PUP)を後追いで駆除する無料ツールとして知名度を上げ、その後リアルタイム保護を備えた有償版へと範囲を広げてきた経緯を持ちます。

主な特徴

  • アドウェアや不審なプログラム(PUP)、ブラウザーハイジャッカーなど、他ソフトが見逃しがちな脅威の検出・駆除に重点を置く。
  • 既存のセキュリティソフトと併用しやすく、補完的なスキャン(セカンドオピニオン)に使いやすい設計。
  • 無料版は常時保護を持たないが、Windows では月 1 回の無料スキャンを有効化できる。有償版ではリアルタイム保護・Web 保護・ランサムウェア対策などを追加する。
  • 現行の v5 アプリは Windows・Mac・Android・iOS / iPadOS に対応し、ChromeOS には対応しない。ブラウザー保護は別の Browser Guard 拡張として提供される。
  • 検出した項目を隔離(Quarantine)し、誤検知だった場合に復元できる仕組みを持つ。

仕組み・設計思想

Malwarebytes のスキャンは、既知の脅威を照合するシグネチャ方式だけに頼らず、ファイルやプロセスの振る舞いを手がかりに不審物を見つけ出す方向を重視してきました。実行中のプロセスやメモリー、レジストリ、スタートアップ項目などを横断的に調べ、「悪意ある挙動のパターン」に着目して検出するため、署名がまだ出回っていない新しい亜種にも反応しやすいのが特徴です。

有償版のリアルタイム保護は、複数の層(Web 保護・マルウェア保護・ランサムウェア保護・エクスプロイト保護)を重ねる多層防御の考え方で構成されます。とりわけエクスプロイト保護は、脆弱性を突く攻撃の「手口そのもの」をブロックしようとする点が、シグネチャ中心の従来型対策と異なる発想です。

設計思想として一貫しているのは「総合セキュリティの置き換えを最初の目的にしない」という割り切りでした。まず駆除ツールとして信頼を得て、そこから常時保護へ広げたため、他社の常駐ソフトと併存させやすい立ち位置を保っています。

多層防御の一部として捉える

どんな対策ソフトも単体で全ての脅威を防げるわけではありません。OS やアプリの更新、怪しいリンクやメール添付を開かない運用、定期的なバックアップといった基本対策と組み合わせてこそ効果を発揮します。

こんな人に向く / 他との違い

別の総合セキュリティを使いつつ、念のため二重にスキャンしたい人や、感染が疑われる端末を調べて駆除したい場合に向きます。「すり抜けたかもしれない脅威」を確認するセカンドオピニオン用途で特に頼られ、サポート窓口や知人の PC を点検する場面でも定番です。

Norton やウイルスバスターが常時保護を中心とする総合製品であるのに対し、Malwarebytes は除去・スキャンに軸足を置く点が異なります。無料版は常時保護を持たず、手動スキャンに加えて Windows では月 1 回の無料スキャンを有効化できます。常駐型を主役に据えるか、補助として使うかで位置づけが変わります。逆に、ファイアウォール・迷惑メール対策・VPN・バックアップなどを一つのブランドで幅広くまとめたい場合は、総合製品のほうが合います。

観点MalwarebytesNorton
持ち味駆除とセカンドスキャン付加機能の幅広さ
無料版手動と月1回の無料スキャン基本は有償の総合製品
立ち位置補助・併用しやすい主役の常駐型として使う
主な利用者二重チェックしたい人機能をまとめたい個人

料金・エコシステム

Malwarebytes は、常時保護を持たない無料版と、リアルタイム保護を含む有償のサブスクリプション型を併せて提供しています。現在の Windows 無料版では月 1 回のフルスキャンを任意で有効化できますが、スキャン種類や任意の周期を設定するスケジュール機能は有償版の範囲です。有償版は保護する台数・契約年数・含まれる機能によって価格が変わるため、導入前に最新の公式情報を確認してください。

法人向けには、複数端末を管理画面から運用するエンドポイント保護や、検知・対応を支援する EDR 系の製品群があり、ポリシー配布や検知状況の集約に対応します。ブラウザー拡張やモバイルアプリも含め、個人から組織まで段階的に選べるラインアップが整っています。

導入・運用上の注意点

無料版は常時保護を持たず、Windows で有効化できる自動スキャンも月 1 回です。「入れておけば常に守られる」と誤解せず、感染が疑われるときは手動で確認します。一方、有償版の常時保護を使う場合は、ほかの常駐型セキュリティと役割が重なる点に注意が必要です。

併用時はリアルタイム保護の重複に注意

有償版の常時保護を有効にする場合、ほかの常駐型セキュリティと機能が重なって干渉することがあります。併用する際は、無料版の手動・月 1 回スキャン中心にとどめるか、どちらのリアルタイム保護を主役にするか役割分担を整理しておくと安全です。自動更新の契約条件(更新時の価格や解約方法)も、申し込み前に確認しておくと安心です。

ソフトウェアの選定ポイント

Malwarebytesを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

マルウェア対策と端末保護

比較で見る軸

法人顧客: 6万社+ / 事業年数: 15年+

導入後に効く点

既存のセキュリティソフトと併用しやすく、補完的なスキャン(セカンドオピニオン)に使いやすい設計。

先に潰すリスク

過信せず更新と運用を継続

数字・仕様の読み方
法人顧客
6万社+
世界
事業年数
15年+
2008年創業

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「マルウェア対策と端末保護 / 端末利用者・管理者」に近いか確認する。
  • 強みである「アドウェアや不審なプログラム(PUP)、ブラウザーハイジャッカーなど、他ソフトが見逃しがちな脅威の検出・駆除に重点を置く。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「過信せず更新と運用を継続」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

マルウェア対策と端末保護端末利用者・管理者セキュリティ(アンチウイルス)検知・運用・負荷セキュリティソフト
参考: Malwarebytes
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