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Amazon Aurora
MySQL/PostgreSQL互換のAWS独自RDB。ストレージを分離し、6コピー自動複製で高可用・高性能を実現する。
応用SAA-C03DVA-C02SAP-C02信頼性パフォーマンス効率コスト最適化
最終更新: 2026-05-31公式ドキュメント ↗
TL;DR要点だけ先に
- 1.MySQL/PostgreSQL互換のままAWSが作り直した高性能RDB。
- 2.ストレージを分離し3AZに6コピー複製、障害は高速フェイルオーバー。
- 3.最大15レプリカで読み取り拡張、変動負荷はServerless v2。

解決する課題
- 標準RDSより高い可用性と性能が欲しい
- 障害から素早く自動復旧したい
- 読み取りを手軽にスケールしたい
主要概念と用語
- クラスター: ライター+リーダーと共有ストレージ
- Auroraレプリカ: 最大15。読み取りスケール&フェイルオーバー先
- エンドポイント: クラスター(書込)/ リーダー(読込)/ カスタム
- Serverless v2: 負荷に応じ自動スケール
- Global Database / Backtrack: 多リージョン / 巻き戻し
仕様・制限・クォータ
- ストレージは10GB単位で自動拡張(最大128TB級)
- 6コピー(3AZ×2)へ自動複製・自己修復
- フェイルオーバーは通常数十秒以内
内部の仕組み
Auroraはストレージ層を計算ノードから分離し、書き込みを3AZ×2=6コピーへ分散保存して自己修復します。リーダー(レプリカ)は同じ共有ストレージを参照するためレプリケーション遅延が小さく、ライター障害時は素早くレプリカへフェイルオーバーします。Serverless v2は需要に応じて容量を自動で増減します。
RDSとの違い
標準RDS(Multi-AZ)はスタンバイへ同期複製、Auroraは共有ストレージ+最大15レプリカで可用性と読み取りスケールの両立に強い。
設計パターン / ベストプラクティス
- 読み取りはリーダーエンドポイントで分散
- 変動が大きいならServerless v2
- 多リージョンDR/低遅延読み取りはGlobal Database
運用・監視・トラブルシュート
- Performance Insightsでボトルネック可視化
- レプリカラグ・フェイルオーバー時間を監視
- 障害時は自動でレプリカ昇格(接続はエンドポイント経由)
コスト
- インスタンス+消費ストレージ/IO(またはServerless v2のACU)
- リードレプリカ追加やServerlessで需要に合わせ最適化
セキュリティ
- KMS暗号化、プライベートサブネット配置
- IAM認証 / Secrets Managerで資格情報管理
Well-Architected の観点
- 信頼性: 6コピー・自己修復・高速フェイルオーバー
- パフォーマンス効率: 低遅延レプリカ・Serverless v2
- コスト最適化: Serverless・適切なレプリカ数
試験で問われるポイント
頻出
- 6コピー(3AZ×2)自動複製・自己修復
- 読み取りスケール&FO先=Auroraレプリカ(最大15)
- 変動負荷=Serverless v2、多リージョン=Global Database
📝 Aurora ミニ確認テスト第 1 問 / 全 3 問
MySQL/PostgreSQL互換で、高可用・高スループットなAWS独自のリレーショナルDBは?
関連サービス・比較
| 観点 | RDS(標準) | Aurora | DynamoDB |
|---|---|---|---|
| 可用性 | Multi-AZ(同期スタンバイ) | 6コピー・高速FO | マルチAZ・グローバル |
| 読み取りスケール | リードレプリカ | 最大15レプリカ(低遅延) | ほぼ無限 |
| モデル | リレーショナル | リレーショナル(高性能) | NoSQL |
ハンズオン / CLI例
# Auroraクラスター作成(PostgreSQL互換)
aws rds create-db-cluster \
--db-cluster-identifier app-aurora \
--engine aurora-postgresql \
--master-username admin --manage-master-user-password \
--storage-encrypted
# ライターインスタンスを追加
aws rds create-db-instance \
--db-instance-identifier app-aurora-1 \
--db-cluster-identifier app-aurora \
--engine aurora-postgresql --db-instance-class db.r6g.large
AWS Service
Amazon Auroraを実務で読む
TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。
解決すること
データベース
比較で見る軸
クラウド: AWS / カテゴリ: データベース / 難易度: advanced
導入後に効く点
ストレージを分離し3AZに6コピー複製、障害は高速フェイルオーバー。
先に潰すリスク
サービス単体ではなく、権限、ネットワーク、監視、課金、バックアップを含めて設計する必要がある。
数字・仕様の読み方
- クラウド
- AWS
- カテゴリ
- データベース
- 難易度
- advanced
- 関連資格
- SAA-C03 / DVA-C02 / SAP-C02
- 設計柱
- reliability / performance / cost
判断チェックリスト
- 自社の用途が「データベース / reliability」に近いか確認する。
- 強みである「MySQL/PostgreSQL互換のままAWSが作り直した高性能RDB。」が本当に評価軸になるか確認する。
- 注意点の「サービス単体ではなく、権限、ネットワーク、監視、課金、バックアップを含めて設計する必要がある。」を運用で吸収できるか確認する。
- 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
- 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
- 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。
他クラウドの同等サービス
役割が近いサービスです。設計の置き換えや比較検討の参考に。