TL

サーバーレスWeb / API

サーバー管理ゼロで自動スケールするWeb/API構成。CloudFront+S3のフロントと、API Gateway+Lambda+DynamoDBのバック。

中級コスト最適化運用上の優秀性パフォーマンス効率信頼性

このパターンは?

サーバーを1台も持たずにWeb/APIを構築する、いま主流の構成。アイドル時はほぼ無料、急なスパイクにも自動でスケールします。

構成

[ユーザー]
   │ HTTPS
   ▼
CloudFront ──► S3 (SPA/静的サイト: HTML/CSS/JS)
   │
   │ /api/*
   ▼
API Gateway (認証・スロットリング)
   │
   ▼
Lambda (ビジネスロジック)
   │
   ▼
DynamoDB (データ)    ※ファイルは S3、認証は Cognito

各コンポーネントの役割

  • CloudFront + S3: フロント(SPA/静的)をOACで安全配信
  • API Gateway: APIの玄関。認証(オーソライザー)・スロットリング・キャッシュ
  • Lambda: ロジックをイベント実行。ステートレス・自動スケール
  • DynamoDB: 一桁ミリ秒・サーバーレスなデータストア

設計の勘所

サーバーレスはステートレス前提

状態は DynamoDB / S3 に逃がし、Lambdaは小さく速く。コールドスタートが気になる箇所はProvisioned Concurrency

  • 認証は Cognito + API Gatewayオーソライザーで玄関集約
  • DynamoDBはアクセスパターン駆動で設計(詳細
  • 非同期処理は SQS / EventBridge を挟む

Well-Architected の観点

  • コスト最適化: 従量課金・アイドル無料
  • 運用上の優秀性: サーバー管理レス・IaCでデプロイ
  • パフォーマンス効率: エッジ配信+自動スケール
  • 信頼性: マネージドサービスの冗長性を活用

よくある落とし穴

アンチパターン
  • Lambdaに状態を持たせる/巨大化させる
  • DynamoDBをRDB感覚で正規化しScan多用
  • API Gatewayのスロットリング未設定でバックエンドが過負荷

メトリクス/ログは CloudWatch、権限は IAM ロールで最小化。

AWS Pattern

サーバーレスWeb / APIを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

cost

比較で見る軸

クラウド: AWS / 難易度: intermediate / 関連サービス: 7件

導入後に効く点

サーバー管理ゼロで自動スケールするWeb/API構成。CloudFront+S3のフロントと、API Gateway+Lambda+DynamoDBのバック。

先に潰すリスク

パターンをそのまま写すのではなく、可用性、権限、ネットワーク境界、運用手順を自分の要件に合わせる必要がある。

数字・仕様の読み方
クラウド
AWS
難易度
intermediate
関連サービス
7件
設計柱
cost / operational / performance / reliability

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「cost / operational」に近いか確認する。
  • 強みである「サーバー管理ゼロで自動スケールするWeb/API構成。CloudFront+S3のフロントと、API Gateway+Lambda+DynamoDBのバック。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「パターンをそのまま写すのではなく、可用性、権限、ネットワーク境界、運用手順を自分の要件に合わせる必要がある。」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

costoperationalperformancereliabilityAmazon CloudFrontAmazon S3Amazon API GatewayAWS Lambda